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第8回 私とMAG-DRIVE ~富樫力~

2001年、東京ビッグサイトで開催された国際釣り博にて、ひと際賑わっていたブースがマグ・ドライブシステムを発表した『ジップベイツ』でした。

完全無音化を成し遂げたサイレントタイプの移動重心システムは革命的で、当時まだ珍しかったタングステンウエイト搭載。

しかも、超高比重〝MZ-19〟採用ということと相まって

「ウソだろ!?」

「マジで!?」

と、話題騒然。人混みの多さで通路は塞がり、商品に触れることもできない有様だった事を覚えています。

ジャンルを問わず、全てのルアー愛好者に衝撃を与え、驚きを保って迎えられたマグ・ドライブシステム。実釣で使うと驚きの連続で、その性能は一般的とされる5.5ft台の渓流トラウトロッドの性能を凌駕しており、私はマグ・ドライブシステムをフルに活用すべく、愛竿を6.4ftに持ち替えました。
 

まず、飛距離が違う。設計が良いから飛行姿勢が良く、最後まで失速せず直線的に飛び、最後のサミングでポチャンと美味しそうな着水音で落とせる。

直ぐに磁力で固定されるので泳ぎ出しは良く、緩急激しい渓流の流れの中でもふらつかず、スタビリティ良く切れがある泳ぎでピタピタ止る。

(これ大事!)

また谿の流れは清く澄み、水深は深くはないので、ルアーからラトル音を発しないのは断然有効で効果的でした。

タキタロウ伝説の大鳥池では止水域にも関わらず毎回圧倒的な釣果を得ており、その釣果が長時間魚をスレさせないサイレント効果の証しだと言えましょう。

さらに、使い込むことでポテンシャルの奥深さに気付くこともあります。リッジシリーズのシンキングバージョンでは、実はちょっと特殊な使い方が出来ます。

キャスト前にボディを振ってウエイトを外して下げておき、山成り天ぷらキャストでポイントに放り込むのです。するとテールから真っすぐ沈みますから、任意の水深で「1ジャーク」入れるのです。

これは超高比重MZ-19タングステンウエイト搭載ゆえのシークレットメソッド。増水時や小さいスポット狙いに有効です。

「第3回 MAG-DRIVEウエイトが決まるまで」と「第4回 MAG-DRIVEシャフトのあれこれ」で紹介されているように、組み合わせに因り浮力を微調整することが可能で、リッジ56シリーズには記念モデルSS(スローシンキング)や海外輸出モデルSP(サスペンド)が存在します。

トラウトのフィールドは止水域から激流まで、流速と水深が幅広いシチュエーションの中で釣行されますから、アイテムの多彩な展開は重要なファクターになります。

マグ・ドライブシステムが有する優位性には更なる可能性が秘められており、今後の展開に目が離せずにおります。

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