12月15日、午前1時に姫路市の自宅を出発し、一般道をひた走ること約2時間30分。
岡山県倉敷市の下津井港をめざす。

ここ下津井沖は、言わずと知れた激流で有名なフィールド。潮を征するか否かで釣果に歴然の差が生じる。
当然、シーバスの好む潮もあるわけでそれが解ればロスの少ない釣りが実行できることになるワケだ。

午前4時、東下津井港から渡船(たい公望・086−479−9581)で出発する。
船長によると、"今のシーバスは、サヨリを追っているのでサヨリの群れが夜間に集まるポイントが狙いとなる"とのこと。
今回の釣り場は、釜島を選択。島の北側は、サーフが続いておりロケーションも最高。お気に入りのポイントである。
渡船は、各島々を磯渡して行き私は最後に降りた。
タックルをセットし、サヨリパターンを想定。当然の如くルアーはザブラシステムミノー139F(闇鰯)を結んだ。
午前5時15分に釣り開始。辺りはまだ暗く、潮は大潮の干潮で潮位が低いためシーバスは沖の掛け上がりに身を寄せているはず。船を降りたところからキャストを始め、こまめに探りながら400mほどサーフを歩くとゴロタ岩場が沖合いに張り出したいいポイントに出くわした。

「もしかして?」ゆっくり近づいてポイントをじっくり見据えてるといい流れのヨレが出来ている。ザブラシステムミノー139Fをキャストし、コンセプト通り弱々しくゆっくり表層を引いてみる。


2投目で秋刀魚クラスの大サヨリがスレで掛ってきた。「ベイトはいるぞ」 
3投目にしてルアーが沖合いの潮のヨレ付近を通過したとき「ガツン」とアタリがきた!「ジィーッ」とドラグ音が響き渡る。合わせを入れるとロッドに重みが乗り、その直後、潮の流れに乗って魚が走り出す。サーフなので充分ファイトできる!

流心めがけて走り回るシーバスをロッドで溜めていなす。5分ほどでサーフに寄せてズリ上げた。
キャッチできた魚は、予想どおり大型でサイズはメタボな80pだった。
その後も、移動しながらシーバスを狙ったもののノーヒット。迎えの渡船の姿が見えた午前7時50分に納竿した。


例年、下津井沖のシーバスは12月いっぱいが盛期であるが水温が高めに推移したためか1か月遅れている状況のようだ。

この調子だと、初釣りのころも期待できそうだ。

フィールドスタッフ 吉田 実寛