12月中旬、ホームグランドの浜名湖を離れ九州は熊本・宮崎へと遠征釣行をしてきました。
この遠征釣行の発端は、熊本へ転勤となった私の所属するチームショッカーの代表、そしてフィールドスタッフの大先輩でもある鳥居氏が10月末に浜松へ一時帰省した際、宴が開かれその席で発した一言から。
『12月中旬の3日間なら都合がつけられるかも・・・』潮回りや状況等一切考慮せずに発した、この一言が本当に実現されてしまった今回の九州遠征釣行。
こんな無計画で無謀とも思える釣行にもメンバーの二橋氏と吉川氏が参加し、ランカーシーバスそして怪魚オオニベの釣果を期待し九州へと車を走らせました。


片道900q以上、そして約12時間の長旅を経て無事に熊本へ到着すると深夜にもかかわらず鳥居氏が快く出迎えてくれ、久しぶりの再会&歓談・・・・のはずが朝マズメを狙うとの事で休む間もなく宮崎へと移動することに。
道すがら、鳥居氏からオオニベの情報やメータークラスのシーバスキャッチの近況を聞かされ、興奮して仮眠をとるはずがなかなか寝付けない。遂には宮崎のサーフへ到着してしまった。


早速準備をして足早にポイントへと向かう。憧れていた宮崎のサーフ。その砂の感触を確かめつつ少しずつ移動しながらZBLシステムミノー139Fで探って行く。

徐々に日が昇り、朝焼けを眺めながらキャストにも力が入る。
ここで鳥居氏と同じくフィールドスタッフの大先輩、友草さんと友草さん率いるU.P.Mのメンバー(フォノラン氏)が忙しい時間を割いて駆けつけ同行して頂ける事となった。
宮崎を代表する凄腕アングラーが同行して頂けるとの事で、さらに期待感は強まり眠い目を擦りながらキャストを続けていると、フォノラン氏にヒット。
駆け寄るとコンディションの良いシーバスが横たわっていた。
しかし、後が続かずこの一尾のみで反応がないまま朝の時合いは過ぎ一旦休憩をとる事となった。


温泉に浸かり疲れを癒し、友草さんの案内で宮崎名物のチキン南蛮に舌鼓をうちリフレッシュしたところで夕マズメのサーフへと向う。
帰路の事を考えると時間もあまり残されておらず、この夕マズメで何とか魚を出しておきたい・・・
前日に好釣果だったというポイントへ立ち、飛距離が稼げ太い流れの中でもしっかりと泳ぐZBLシステムミノー11Sをセットしキャストを開始する。
トレースラインを変えながら探るも一向に魚からの反応は得られない・・・


ZBLバイブ80・ZBLシステムミノー123F・ZBLシステムミノー139Fとルアーローテーションを繰り返し広範囲に、そしてレンジを探るもノーバイト。
日没となり潮位も下げ、さらに睡魔に襲われ体力的にも限界を感じ砂浜に座り込み、しばらく宮崎の海を眺める・・・・

『分かってはいたがそう簡単には宮崎の海は微笑んでくれないよな・・・・』

そんな事を思いならメンバーに目をやると、鳥居氏、二橋氏、吉川氏は黙々とキャストを続けている。
その姿を見て私も立ち上がり『せっかくここまで来たんだ。どうせなら得意のスタイルで!!』そう心に決めS.S.M.120をセットする。
砂浜の地形、波の立ち方、そしてS.S.M.120が正確に教えてくれる流れの情報を頼りに、広いサーフを歩き回り『ここは!!』と言うところをやっと発見し粘ることに・・・
そしてZBLシステムミノー11Sでレンジを探ると、この遠征初のバイトを得る事ができた。


さらにS.S.M.120で流れを探り歩くと沖の潮が良く効いているエリアを見つけ、同じようにルアーローテーションでレンジを探る。
ZBLシステムミノー11Sでは底を着くような潮位になったのでZBLシステムミノー139Fにルアーチェンジし、流れに乗せ漂わせると目の覚める明確なバイトでヒット。

慎重にファイトし九州遠征初のシーバスをランディングすることができた。


九州サイズとよぶには到底及ばないものの憧れていた地で、自分のスタイルでキャッチできた事が素直に嬉しかった。
その直後には吉川氏も同サイズをキャッチし、さらには二橋氏もヒット。
『魚はまだ居る!!』と信じキャストを続けていると、『来たっ!!オオニベかも!?』と先行していた鳥居氏が叫ぶ。ロッドのしなりもかなりのモノ。
急いで駆け寄るが・・・残念ながらフックオフ。
高めに設定していたドラグをズリ出し、明らかにシーバスとは異なる引きだったそうだ。そしてフックは伸ばされていた。その後もシーバスそしてオオニベとのコンタクトをはかるが反応は無くタイムアップとなった。


宮崎での釣行を終え熊本へと向かう途中、鳥居氏の提案で最後にもう一勝負かける事になり、3時間弱の移動の後に最近好調だという地磯に着いた。
時間も僅かしか残されておらず、手短に準備を済ませ、鳥居氏に続き岩場を歩きポイントへ向かう。簡単にポイントの説明を受け、信頼するS.S.M.120をセットしキャストを開始し潮の変化を探していく。


徐々に潮が効き始め沖へと払い出される流れを探っていると、急にS.S.M.120が根掛かった様に止まり反射的にアワセを入れると、ズッシリとロッドに重みが伝わり直後に水柱が立った。鳥居氏から『根に気を付けて!!』とアドバイスを受け、ロッドを立て気味に保ち慎重に根を回避してランディングとなった。
それ程ドラグを鳴らすこともなくランディングとなった魚を確認すると、ルアーを後ろからバックリと咥えたグッドサイズのシーバスであった。

メジャーをあて計測すると90cmを超えるランカーサイズ。


不思議とランカーを手にした喜びよりも今回の九州遠征釣行の目的の1つを達成できた安堵感を強く感じ、横たわる魚体をしばらく眺めた。

そして感謝の気持ちを込めてリリースを済ませ、サイズアップを狙ってキャストを続けると今度は鳥居氏のS.S.M.120に派手な音を立ててバイトがあるもフッキングには至らず。ここでタイムアップとなった。


今回はランカーシーバスを運良くキャッチする事ができ満足の行く釣行となったが、九州の海への憧れがさらに強まり、またハッキリとした目標を胸に浜松へと帰路に着いた。

最後に現地での運転をして下さった鳥居氏、宮崎でガイドをして下さった友草さんをはじめU.P.Mメンバーの皆さん、今回は本当に有り難うございました。


■宮崎サーフ使用タックル
  ロッド:ZEPHYR PZS-96 エクセルキャスター
  リール:ダイワ MORETHAN BRANZINO 3000
  ライン:バークレイFireLine EXT 20LB
  リーダー:モーリスVARIVAS VEP ショックリーダー 25LB

■熊本地磯使用タックル
  ロッド:ZEPHYR PZS-96 エクセルキャスター
  リール:ダイワ MORETHAN BRANZINO 3000
  ライン:バークレイFireLine クリスタル 16LB
  リーダー:モーリスVARIVAS VEP ショックリーダー 20LB