この日は朝から雰囲気を感じていました。
それは、早朝に肌で"釣れる時の風"を感じたからです。

高まる気持ちを抑えつつ、仕事を終えてポイントに向かうとそれはさらに確信に変わっていきました。

この場所に生える植物の葉のはじける音。

これは私の経験から、恐らく気圧や湿度が関係していておこる現象。
そして、これらを取り囲むように飛び回る虫達の存在がさらに信憑性を高めるのです。



イラスト 川上哲也

 

そんな期待を胸に、フェイキードッグソルティを結びキャストを開始。
カラーは今シーズン最も信頼しているギンクロオレンジベリー。
ルアーをアップクロスにキャスト。流れにルアーを同調させナチュラルドリフトさせながら連続でドッグウォークさせます。(図1参照)
シーバスがバイトしてきてもミスバイトも多く、このときはルアーを止めてしまわずリーリングスピードを緩めゆっくり誘い続けたいところです。



やはりこの日は、予感が的中。
このパターンでシーバスを数十本、チヌを3本キャッチすることができました。


さらに少しスレ気味で、でも魚は居る・・・
こんな時はZBLスライドスイムミノーの出番。カラーはデイゲームに欠かせないホログリーンバックをチョイス。水面直下、または中層域を狙います。
最初は、キャストして素早くラインスラックを取りロッドを立てシェイキングさせ水面下を意識し、リーリングスピードを合わせる。
これでもシーバスを9本追加することができました。
やはり、シンキングペンシルでサイレントボディというのは、魚をかけた後のウエイト音を水中に響かせることなく、数を伸ばすことができると感じます。


表層付近の魚をひと通り探り終えたら、今度は中層以深を攻略。
キャスト後、ラインスラックを取らずにルアーを流れに乗せながらフォールさせます。その際、フォール中のヒットもありますので不意なアタリにも対処できるようしておくことがベストです。
そして、ボトムまで着いたルアーをエギングの要領でロッドを2〜4回しゃくってフォール。

この日はこのパターンでも数本を追加し、心地良い腕の疲れと共に帰路につきました。

さてこの時期、全国的に落ちアユがベイトのひとつとなってくることと思います。
そんな状況では、是非トップウォーターゲームで楽しんでみて下さい。
また、魚だけでは無く移り行く季節や自然を風景でも楽しんで感じて下さい。

フィールドスタッフ 川上 哲也